オーストラリアン・キャトル・ドッグの魅力やお迎え前に知っておくべき情報を徹底解説

高い運動能力と知性で多くの人々を魅了するオーストラリアン・キャトル・ドッグ。この犬種は「ブルーヒーラー」という愛称でも親しまれており、飼い主との強い絆を築くことでも知られています。

この記事では、そんなオーストラリアン・キャトル・ドッグの魅力や、お迎え前に知っておきたい情報を紹介していきます。

オーストラリアン・キャトル・ドッグを家族に迎えるか迷っている方は、ぜひ読んでみてくださいね！

基本情報

もっと詳しい情報やオーストラリアン・キャトル・ドッグの魅力はこの後紹介していきます！

オーストラリアン・キャトル・ドッグは飼いやすい？性格や必要な環境は？

オーストラリアン・キャトル・ドッグは、とても賢く飼い主に忠実な犬種なので、性格だけ見ると初心者の方でも飼いやすい犬種です。

しかし、牧畜犬として活躍してきた歴史を持つオーストラリアン・キャトル・ドッグは、しっかりとした運動量と精神的な刺激が必要です。

十分なスペースが無いと退屈してしまう可能性が高いので、庭がある環境や、毎日の散歩以外にドッグランや公園に連れていけるような環境が必要になってきます。

オーストラリアン・キャトル・ドッグの見た目の特徴

オーストラリアン・キャトル・・ドッグは、筋肉質で引き締まった見た目をしています。また、目はアーモンド型で暗めの褐色です。

鋭い目つきは牧畜犬として視野の広さを感じさせ、立ち上がった耳は周りの物音に即座に反応できるようになっています。

そして、全体的に毛は短めで斑点模様やタンのマークがあり、可愛らしい見た目も特徴的です。

オーストラリアン・キャトル・ドッグの歴史

オーストラリアン・キャトル・ドッグの起源は19世紀までさかのぼります。当時のオーストラリアでは、広大な牧草地で牛を効率的に管理するために、持久力のある犬が必要とされていました。

そこで、イギリスから持ち込まれた犬とオーストラリアのディンゴを交配させ、キャトルドッグが誕生したと言われています。

その後、優秀な牧畜犬として活躍し、現在はアクティブな家庭犬としても人気を集めています。

オーストラリアン・キャトル・ドッグの被毛の特徴

オーストラリアン・キャトル・ドッグの被毛は、短毛のダブルコートです。外側の毛は硬くて防水性があり、内側の毛は柔らかく保温性に優れた特徴を持っています。

また、オーストラリアン・キャトル・ドッグの被毛のカラーは、「ブルー」と「レッド」の2種類が一般的です。

ブルーの子は青みがかった灰色の毛色を持ち、黒やタンの斑点が入っていることが多いです。一方、レッドの子は赤みを帯びたブラウン系の毛色で、こちらもタンの斑点が入っていることがあります。

オーストラリアン・キャトル・ドッグのトリミングとブラッシング

オーストラリアン・キャトル・ドッグは、基本的にトリミングの必要はありません。ただし、定期的なブラッシングは必要なので、普段は週に1回程度のブラッシングをおすすめします。

また、オーストラリアン・キャトル・ドッグは、春と秋に換毛期があります。換毛期の時期は普段より毛が抜けやすいので、ブラッシングの回数を増やしてあげましょう。

ブラッシングの手順は以下の3ステップなので参考にしてみてくださいね！

オーストラリアン・キャトル・ドッグのかかりやすい病気と対策

オーストラリアン・キャトル・ドッグを飼う前に、どのような病気に注意が必要か知っておきたいですよね。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

オーストラリアン・キャトル・ドッグのかかりやすい病気は、難聴と進行性網膜萎縮症の2つです。それぞれの症状と対策はこの後解説していきますね！

難聴

オーストラリアン・キャトル・ドッグは、遺伝性や外耳炎の進行での難聴にかかりやすいと言われています。以下の症状が出たら早めに獣医師さんに相談しましょう。

オーストラリアン・キャトル・ドッグは特に遺伝性の難聴が多いので、子犬の頃から音への反応が鈍い場合は、早めに検査を受けることをおすすめします。

また、外耳炎や感染症を防ぐために定期的な耳のチェックとケアが大切です。耳の中が濡れてしまったら、そのままにせずにすぐ乾かして清潔な状態を保ちましょう。

進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症は、遺伝性の病気で網膜に異常をきたし徐々に光を感知できなくなる病気です。
また、少しずつ視力が低下していき、最終的に失明してしまう場合もあります。

進行性網膜萎縮症は、残念ながら現状治療法がありません。そのため、進行を遅らせる治療や安全な環境を作るなどの対策をしてあげてください。

オーストラリアン・キャトル・ドッグに必要な1日の運動量

オーストラリアン・キャトル・ドッグはとてもアクティブな犬種なので、1日に少なくとも1〜2時間の運動が必要です。また、散歩のほかに、犬と一緒に遊べる公園やドッグランなど広い場所での運動もおすすめです。

さらに、知的な遊びやトレーニングも取り入れることで、心身ともに満足感を得られるでしょう。例えば、フリスビーやアジリティーなどは、オーストラリアン・キャトル・ドッグの知的好奇心を満たすのにとても向いていますよ！

オーストラリアン・キャトル・ドッグのお迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に３つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、保護犬の里親になるなどが挙げられます。

そして、オーストラリアン・キャトル・ドッグは残念ながら日本ではあまり見かけることのない犬種です。

そのため、ペットショップからのお迎えは難しく、基本的にブリーダーさんからの購入がメインになりますので気になる方は以下から問い合わせてみてくださいね。

オーストラリアン・キャトル・ドッグに関するQ＆A