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シャー・ペイの飼いやすさは?お迎え前に知っておくべき情報や魅力を徹底解説

犬種
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シャーペイと言えば、しわしわの皮膚が印象的な犬種ですよね。「かわいいけど不思議な見た目!」と思う人も多いはずです。

この記事では、シャーペイの魅力やお迎え前に知っておきたい情報について紹介していきます。シャーペイを家族に迎えるか迷っている方は、ぜひ読んでみてくださいね!

この記事で分かること
  • 見た目の特徴や性格
  • シャー・ペイの歴史
  • 必要な運動量
  • かかりやすい病気と対策
  • お迎え方法

基本情報

  • 原産国:中国
  • 体重:18~23kg
  • 体高:44~51cm
  • サイズ:中型犬
  • トリミング:必要なし
  • ブラッシング:週1回
  • 被毛:短毛
  • カラー:フォーン、クリーム、レッド、ブラックなど
  • 平均寿命:9~12年

もっと詳しい情報やシャー・ペイの魅力はこの後紹介していきますね!

シャー・ペイは飼いやすい?性格や必要な環境は?

シャー・ペイは静かな性格ですが、闘犬としての本能から独立心が強く頑固な一面もあり、他の犬種に比べてしつけに時間がかかります。

そのため、飼いやすさの面では、初心者には少し難しいかもしれません。しつけに時間がかかることを理解し、正しい方法でトレーニングできる飼い主さんに向いている犬種です。

また、シャー・ペイは暑さに弱いので、夏場は1日中エアコンが稼働できる室内での飼育環境が必要になってきます。

シャー・ペイの見た目の特徴

シャー・ペイは、たるんだ皮膚とたくさんのしわが特徴的な犬種です。特に子犬の頃の方がしわが目立っていて、成長と共に目立たなくなることがありますが、顔や首回りのしわは大人になっても残っています。

また、耳は小さめで顔にぴったりとくっついており、しっぽは背中に巻き上がる形で先の方が細くなっています。さらに、チャウチャウに似た藍色の舌もシャー・ペイの魅力のひとつです。

シャー・ペイの歴史

シャー・ペイの歴史はとても古く、紀元前200年頃の中国南部にまでさかのぼります。元々は家畜を守るための番犬や闘犬として活躍していました。

しかし、1949年に中国が中華人民共和国として思想統制を始めた結果、犬を飼うのは贅沢だという思想が広がり、シャー・ペイを含めた多くの犬たちが処分されてしまいます。

そこで一度絶滅の危機を迎えたシャー・ペイですが、同じ頃に香港でまだ60頭ほど生き残っていました。その生き残りのシャー・ペイを守るために、世界中の愛犬家たちが協力し合い、絶滅の危機を乗り越えたと言われています。

ちなみに、シャー・ペイの意味は中国語で「砂のようなざらざらした皮膚」という意味だそうです!

シャー・ペイの被毛の特徴

シャーペイの被毛は短毛で、その中でも以下の3種類に分けられます。

  • ベアコート…2.5cm以上の長さで、通常の被毛よりも密度が高くふわふわしている
  • ホースコート…約1cm未満の長さでチクチクとした硬い手触り。
    シャー・ペイの被毛で一番多い     
  • ブラッシュコート…ベアコートとホースコートの中間の特徴。
    長さが1cm~2.5cmで、手触りはホースコートより柔らかめでベアコートほどふわふわではない           

シャー・ペイの毛色はホワイト単色を除くすべての色が認められていて、特に多いカラーは以下の4種類です。

  • フォーン…金色がかった茶色で洗練された印象
  • クリーム…乳白色で柔らかい色味
  • レッド…鮮やかな赤色から赤褐色まで様々で力強い印象
  • ブラック…真っ黒で引き締まった印象

シャー・ペイのトリミングとブラッシングについて

シャー・ペイにトリミングは必要ありませんが、ブラッシングは週に1回か2回はおこないましょう。特にしわの間に汚れが溜まりやすいので、丁寧に汚れをふき取ってあげてください。

ブラッシングの手順は下記の4ステップを参考にしてみてくださいね!

シャーペイのブラッシング手順
  1. ラバーブラシと獣毛ブラシ、タオルを用意する
  2. ラバーブラシで毛流れに沿って全体をブラッシング
  3. タオルで汚れの溜まりやすいしわの間をふき取る
  4. 最後に獣毛ブラシで全体を整える

シャー・ペイのかかりやすい病気

シャー・ペイを飼う前に、どのような病気に注意が必要か知っておきたいですよね。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

シャー・ペイのかかりやすい病気
  • 皮膚疾患
  • 眼疾患
  • 外耳炎

それぞれの症状と対策はこの後紹介していきますね!

皮膚疾患

犬の皮膚疾患は原因の特定が難しく、治るまでに時間がかかってしまう場合があります。気になる症状が出ていたら、一度動物病院で診てもらうようにしましょう。

注意してほしい症状
  • 体をよく掻いている
  • 皮膚が赤くなったり腫れたりしている
  • 脱毛や毛並みの変化
  • 皮膚の乾燥
  • 湿疹が出ている

お家で出来る対策としては、適切なブラッシングやシャンプーなど外側からのケアと、食事で内側からケアする方法があります。他には、サプリメントで不足しがちな栄養を補うのもおすすめですよ!

眼疾患

犬の眼疾患には、アレルギーや被毛が目に入って傷ついてしまうなど様々な原因があります。注意してほしい症状は以下にまとめておきますね。

注意してほしい症状
  • 目の赤身や充血
  • 過剰な涙分泌や目やに
  • 目の曇りや白濁
  • 光に対する過敏反応
  • 目をこすっていたり視力の低下がみられる

シャーペイの場合は、顔回りのしわにたまった汚れが原因で目に異常が出てしまうこともあるので、定期的な目のチェックやケアをしてあげてください。

外耳炎

外耳炎は、犬の耳の外側や中耳に炎症が起きる病気です。特にたれ耳の犬がかかりやすい病気ですが、しっかりとケアをしてあげることで、早めの改善に期待ができます。

注意してほしい症状
  • よく耳を掻いたり振っている
  • 耳の中が赤くなっている
  • 耳垢が増えたり悪臭がしたりしている

対策としては、定期的な耳掃除や耳を洗った後にそのままにせず、しっかりと乾かしてあげることが大切です。

アレルギーや感染で外耳炎になっている場合もありますので、気になる症状が出たときは早めに獣医師さんに相談しましょう!

シャー・ペイに必要な1日の運動量

シャーペイは比較的落ち着いた性格ですが、毎日の運動は欠かせません。1日に少なくとも60分以上の運動をさせてあげましょう。長距離を走る必要はありませんが、散歩のほかに頭を使う遊びを一緒にするのもおすすめですよ!

また、シャー・ペイは暑さに弱いので、夏場は早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩を行い、熱中症にならないよう注意が必要です。

シャーペイのお迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に3つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、保護犬の里親になるなどが挙げられます。

シャー・ペイは日本のペットショップで出会えることは少なく、基本的にブリーダーさんからの購入になるので、気になる方はブリーダーさんに問い合わせてみてくださいね。

みんなのブリーダー ハグー

シャー・ペイに関するQ&A

Q
シャー・ペイは食用とされていましたか?
A

中国では犬を食べる文化があり、シャー・ペイも闘犬としての役割のほかに、食肉用としても飼育されていました。

Q
シャー・ペイは日本に何頭いますか?
A

2023年にJKCに登録されたのは26頭です。

まとめ

この記事ではシャー・ペイに関する情報を紹介してきました。シャーペイは、そのユニークな外見と静かな性格で、多くの人々から愛されています。

しわのケアやしつけに手がかかる部分もありますが、人に媚びないシャー・ペイが心を開いてくれた時の喜びはひとしおですよ!

もしシャーペイを飼おうか迷っているなら、ぜひ一度、実際にシャーペイと触れ合ってみてくださいね。あなたに最高の愛犬が見つかることを願っています!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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