ふわふわでぬいぐるみのような見た目と、くりっとした目がたまらないポメラニアン。小さくてかわいいけど、実際に飼うとどんな性格なんだろう?しつけは難しいのかな?と気になりますよね。
この記事ではそんな疑問に答えながら、飼育にかかる費用や飼い方、健康管理のポイントなど、お迎え前に知っておきたい情報もたくさん解説しているので、ぜひポメラニアンとの暮らしをイメージしながら読んでみてくださいね!
ポメラニアンの基本情報

ポメラニアンの性格
見た目はふわふわでおとなしく見えますが、実はとても元気でしっかりした性格のポメラニアン。初めて犬を飼う方にとってはギャップに驚くことも多いですが、その分一緒に過ごす楽しさも感じやすい犬種です。
良い面だけでなく注意点も知っておくことで、より安心してお迎えできるようにしておきましょう。この記事では3つの代表的な性格に焦点を当てて紹介していきますね!
①活発で遊ぶのが大好き
ポメラニアンはとても活発で、遊ぶことが大好きな犬種です。小型犬ですがエネルギーがあり、おもちゃ遊びやお散歩をとても楽しみます。
家の中でも走り回ることがあるので、「こんなに元気なの?」と驚くことも。特にボール遊びや引っ張りっこは大好きで、飼い主さんとのコミュニケーションも深まりやすいですよ。
②甘えん坊で人懐っこい
ポメラニアンはとても甘えん坊で人懐っこく、初めて犬を飼う方でも「こんなに懐いてくれるんだ」と感じやすい犬種です。家族に対しては特に愛情深く、抱っこやスキンシップも好む子も多い傾向がありますね。
その反面、ひとりで過ごすのが苦手な子もいるため、留守番が長い環境だとストレスになることもあります。お留守番のコツについてはこの記事の中でも紹介しているので、このまま読み進めてみてくださいね。
③警戒心が強く吠えやすい一面も
ポメラニアンは警戒心が強く、音や来客に敏感に反応しやすい性格です。そのため、番犬のようにしっかり吠えて知らせてくれることもあります。
一方で、しつけをしないと無駄吠えが増えてしまうこともあるので注意が必要です。特にインターホンや外の物音に反応しやすいので、子犬の頃から「吠えなくても大丈夫」と教えていくことが大切になります。
歴史や起源

ポメラニアンのルーツをたどると、意外にもサモエドやジャーマンスピッツといった、大型犬たちの血を引いていることが分かりました。そのため、もともとのポメラニアンは今よりずっと大型で、ソリを引いたり、羊の番をしたりする作業犬として活躍していたんです。
では、どうして現在のポメラニアンはこんなに小さいのか。その秘密は、18世紀のイギリス王室、特にヴィクトリア女王の存在が大きかったと言われています。愛犬家のヴィクトリア女王が小さな個体を好んだことから、小型で可愛らしいポメラニアンが主流になっていったんですね。
また、ビクトリア女王の最期をそばで見守った愛犬としても知られており、人との深い絆を感じさせるエピソードとして語り継がれています。そして、現在では日本でも人気上位の犬種となり、多くの人に愛されているワンちゃんです。
被毛の特徴とお手入れ方法
ポメラニアンはダブルコートと呼ばれる被毛で、ふわふわ感が魅力ですが、その分しっかりとしたケアが必要です。また、毛色のバリエーションもとても豊富で、オレンジやクリーム、ブラック、ホワイトなど、他にもさまざまなカラーが楽しめます。
被毛のお手入れ方法についてはシャンプーとブラッシングに分けて解説していきますね!
シャンプーについて
まずシャンプーは月に1回を目安に、犬用の低刺激・無香料のシャンプーを使用して洗いましょう。人間用のシャンプーはワンちゃんにとって刺激が強いので避けてくださいね。
また、お湯の温度は36~38℃に設定し、しっかりと泡立ててから優しく洗うことがポイントです。流すときは、すすぎ残しのないように時間をかけて丁寧に流してくださいね。
そして、洗い終わった後はタオルでよく拭きドライヤーで乾かします。人間用のドライヤーだと温度が高いことがあるので、ペット用のドライヤーを使うのもおすすめですよ!
ブラッシングについて
シャンプーの次はブラッシングについてです。ポメラニアンの被毛はとても密で絡まりやすく、放っておくとすぐに毛玉ができてしまうので、なるべく毎日ブラッシングをおこないましょう。毛玉ができると見た目が悪くなるだけでなく、皮膚トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。
ブラッシングの流れとしては、スリッカーブラシやコームを使って優しくとかします。無理に引っ張ると痛みを感じてブラッシングを嫌がるようになってしまうので、もし毛玉などが引っかかる時は、ブラッシングスプレーなどの使用もおすすめです。
ポメラニアンの飼育にかかる費用

「ポメラニアンを飼いたい!」と思ったら飼育費用も気になるところですよね。基本的な初期費用やお迎え後にかかる費用を知って、問題なく飼育できるか確認しておきましょう。
ポメラニアンの子犬の購入価格
ペットショップ 平均22万円
ブリーダー 平均26万円
マイクロチップ 約1,000円
畜犬登録 約3,000円
最初にそろえる生活品
5万円~7万円ほど
狂犬病予防ワクチン 約3,500円
混合ワクチン 約10,000円
健康診断 約15,000円
フィラリア予防薬 約900円
さらに、フードの品質にもよりますが、ポメラニアンは毎月のフードやおやつなどの消耗品に8,000円ほどかかります。他にも、ケガや病気で急な出費が出る場合もあるので、必ず最後まで面倒を見れるように準備をしてからお迎えをしてくださいね。
かかりやすい病気と対策

ポメラニアンを飼う前には、どのような病気に注意が必要か知っておくことが大切です。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応出来るようにしておきましょう。
ここでは、特に注意したい代表的な3つの病気と、その対策を紹介していきますね。
- ①膝蓋骨脱臼
- ②気管虚脱
- ③低血糖
①膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼は膝のお皿がズレてしまう病気です。特に小型犬に多く見られ、原因としては生まれつき関節が弱いことや、フローリングで滑ることなどが挙げられます。
症状としては、スキップするような歩き方や、片足をかばうような動きが特徴的です。また、進行すると歩くのを嫌がることもあるため、日頃から愛犬の様子を観察しておくことが早期発見に繋がります。
予防としては、床に滑りにくいマットを敷いたり、ジャンプや激しい運動をさせすぎないことが大切です。
②気管虚脱
気管虚脱は気管がつぶれてしまい、呼吸がしづらくなる病気です。原因ははっきりしないこともありますが、遺伝や肥満、首輪による圧迫などが関係すると言われています。
症状としては、「ガーガー」というガチョウのような咳が出るのが特徴で、興奮したときや運動後に症状が出やすい傾向があります。
対策としては、首輪ではなくハーネスを使用するなど、首への負担を減らすことが効果的です。また、太りすぎないように体重管理を行うことも重要なポイントになります。
③低血糖
低血糖は血糖値が下がりすぎてしまう状態で、特に子犬に多く見られる症状です。原因としては、食事の間隔が空きすぎることや、体力の消耗などが挙げられます。
症状は、元気がなくなる、ふらつく、ぐったりするなどが見られます。重症になると意識を失うこともあるため、早めの対応が大切です。
予防としては、子犬のうちは食事回数を分けてこまめに与えることが効果的です。様子がおかしいと感じたら、すぐに動物病院に相談するようにしましょう。
ポメラニアンの育て方と注意点

ポメラニアンと楽しく暮らすためには、育て方や注意点についても知っておくことが大切です。飼ってから後悔しないように、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
運動不足を防ぐには
ポメラニアンは小型犬ですが、意外と運動量が必要な犬種です。そのため、毎日の散歩や室内での遊びをしっかり取り入れる必要があります。
ただし、長時間の激しい運動は関節に負担がかかることもあるため、適度な運動を意識しましょう。具体的には、1日2回の各15~20分程度の散歩や、室内でのおもちゃを使った遊びがおすすめです。
しつけのポイント
ポメラニアンは賢い犬種なので、しつけは比較的覚えやすい傾向があります。その一方で、甘やかしすぎるとわがままになりやすい面もあるので、毅然とした態度で一貫性一貫性を持ってしつけましょう。叱るときは低い声で短く「ダメ!」と伝えれば十分です。
そして、できたときにはしっかり褒めることで、良い行動を覚えやすくなります。時には叱ることも必要ですが「基本は褒める」しつけを意識することで、信頼関係も築きやすくなりますよ。褒めるときは大げさなくらいに褒めてあげてくださいね!
また、ワンちゃんは後から何か言われても理解できないので、褒めるときも叱るときも、必ず行動を起こした瞬間に声をかけることがとても大切です。
食事と栄養管理について
ポメラニアンの食事は、ライフステージに応じた栄養バランスが大切です。子犬期は高タンパク・高カロリーの成長期用フード、成犬期は維持期用フード、シニア期は消化しやすいシニア用フードを選ぶようにしましょう。
他にも、犬種に合わせたフードや悩みに合わせたフードも多くあるので、愛犬に合わせて選んであげてくださいね。
また、おやつは一日の食事の10%以内に抑えて、肥満にならないように注意が必要です。そして、食事の与え方も大切ですが、同じくらいに水分補給も大切です。いつでも新鮮な水が飲めるように常に用意しておいてあげてくださいね。
お留守番の工夫やコツ
ポメラニアンは甘えん坊な性格のため、長時間の留守番が苦手な子も多いです。なので、ちょっとした工夫でお留守番を快適な時間に変えてあげましょう。
まず、お留守番の時には時間をかけて遊べる知育トイやお気に入りのおもちゃを用意して、退屈しないようにしてあげましょう。お留守番前に運動しておくと、疲れて寝てくれることも多いですね。他にも、飼い主さんのにおいの付いた服やタオルを用意してあげると安心してくれますよ!
また、温度管理にも注意が必要です。ポメラニアンは暑さに弱いので、夏場は特に熱中症に気を付けて、エアコンを忘れずにつけておきましょう。一般的にワンちゃんが快適に過ごせる温度は25度前後と言われていますが、普段から愛犬にとっての適温を調べておいてくださいね。
飼育の注意点
ポメラニアンを飼ううえで、いくつか注意しておかなければならないこともあります。
まず、骨が細くデリケートなため、小さな段差やソファからの飛び降りでもケガにつながることがあります。そのため、踏み台を用意する、または完全に登れないようにするなどの対策が必要です。抱っこ中の落下にも細心の注意を払ってくださいね。
さらに、歯が小さいため歯周病になりやすく、歯磨きの習慣も早めに取り入れておきたいところです。子犬の頃から少しずつ慣らして、歯磨きに抵抗が無いようにしておきましょう。
ポメラニアンに関するQ&A

ここでは、ポメラニアンを飼う前によくある疑問についてまとめていきます。特に初めて犬を飼う方や、他のペットがいる家庭では不安を感じやすいポイントですよね。ここでは少しでも不安を解消できるように、よくある質問を見ていきましょう。
①初めて犬を飼う人でも大丈夫?
飼えます!ただし、「小さいから楽」というわけではなく、毎日のブラッシングやこまめな食事管理、しつけへの取り組みは必要です。特に無駄吠え対策はしっかりしておく必要がありますね。
愛犬のために学ぶ姿勢と責任をもって向き合う気持ちがあれば、初めてでも問題なく飼育できますよ。
②他のペットとの相性は?
ポメラニアンは比較的フレンドリーな性格ですが、個体差があるため相性には注意が必要です。
特に警戒心が強い子の場合、最初は他の犬や猫に対して距離を取ることもあります。そのため、いきなり同じ空間にするのではなく、少しずつ慣らしていくことが大切です。子犬の頃から他の動物と触れ合う機会を作ることで、社会性が身につきやすくなりますよ。
もし相性が合わなかったときは、部屋を分けるなどの対策を取れるようにしておいてくださいね。
③平均寿命はどれくらい?
ポメラニアンの平均寿命は、おおよそ12〜16年ほどと言われています。小型犬の中でも比較的長生きしやすい犬種で、しっかりケアをすれば長く一緒に過ごせるのが魅力です。
ただし、日々の食事や運動、健康管理によって寿命には差が出てきます。特に歯周病や関節トラブルは長期的な健康に影響しやすいため、早めの対策が重要です。
お迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に3つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、保護犬の里親になるなどが挙げられます。
ペットショップやブリーダーからの購入、保護犬を迎える場合など、それぞれの特徴やポイントをしっかり押さえてあなたに合った方法を選びましょう。
ペットショップからお迎えする場合
ポメラニアンをペットショップからお迎えする場合は、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 親犬の情報(血統や健康状態)を確認できるか
- ショップの衛生管理がしっかりしているか
- 子犬の性格や育ち方を丁寧に説明してくれるか
ただし、ペットショップでは親犬の情報がわかりにくいこともあるので、健康面や遺伝疾患についてしっかり聞いておきましょう!
ブリーダーからお迎えする場合
ブリーダーからお迎えする場合、まずは信頼できるブリーダーを探すことが大切です。信頼できるブリーダーを探すには、「JKC(ジャパンケネルクラブ)」や「ブリーダー直販サイト」を活用するとよいでしょう。
良いブリーダーの選び方
- 衛生管理が行き届いた環境で育てられているか
- 親犬や兄弟犬と一緒に過ごし、適切な社会化がされているか
- 遺伝疾患のリスクを説明してくれるか
また、悪質なブリーダーを避けるために、子犬をすぐに引き渡そうとするブリーダーには注意してくださいね。
保護犬を迎える場合
ペットショップやブリーダーからのお迎え以外に、保護犬の里親になる方法もあります。保護施設や動物愛護団体では、ポメラニアンを含むさまざまな犬達が新しい家族を待っています。
- 費用が比較的安く、お迎えしやすい
- 成犬の場合、しつけが済んでいることが多い
- 保護犬を迎えることで、新たな命を救える
ただし、過去にトラウマを抱えている子もいるため、十分な理解と愛情をもって迎えることが大切です。「ペットのおうち」や「ハグー」といった保護犬のマッチングサイトを活用すると、相性の良い子を見つけやすいですよ!
お迎え方法まとめ
| お迎え方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ペットショップ | すぐにお迎えできる | 親犬の情報がわかりにくい |
| ブリーダー | 健康管理がしっかりされている | 価格がやや高め |
| 保護犬・里親 | 費用が安く、命を救える | 過去のトラウマがある子もいる |
まとめ
この記事ではポメラニアンについて紹介してきました。「自分に飼えるかな?」と迷っていたあなたも、この記事を読んで少しでも飼うイメージが持ててくれたら嬉しいです。
どんなワンちゃんを迎えるにしても、大切なのは飼い始める前にしっかりと準備をすることです。住環境、経済面、時間の確保など、様々な角度から検討してください。そして何より、この子の一生に責任を持つ覚悟があるかどうかが一番大切です。
あなたとポメラニアンとの素敵な出会いがありますように!最後までご覧いただきありがとうございました!

