忠実で活発、そして知性豊かなクロアチアン・シープドッグ。その愛らしい姿と賢さで多くの飼い主を魅了してきました。
この記事では、そんなクロアチアンシープ・ドッグの魅力を紹介していきます。どのような犬種なのか、なりやすい病気はあるのかなど気になる疑問を解消していきましょう!
クロアチアン・シープドッグの基本情報
もっと詳しい情報やクロアチアン・シープドッグの魅力は、この後紹介していきますね!
クロアチアン・シープドッグの特徴は?
クロアチアン・シープドッグは、中型犬の中では小さめの見た目ながら、牧羊犬として培った筋肉とスタミナがすばらしい犬種です。
他にも立ち耳が特徴的で、個体によっては耳の先端がわずかに前方へ折れ曲がっていることもあります。目はアーモンドの形をしていて、瞳はダークブラウンです。
その凛とした立ち姿に思わず魅了されてしまいますね!
クロアチアン・シープドッグの性格は?
クロアチアン・シープドッグは勇敢さと忍耐力に優れています。
頭が良く飼い主に忠実な性格ですが、その賢さゆえに、子犬の頃から主従関係を築いておかないと言うことを聞かなくなってしまうところには注意が必要です。
また、初めての人には警戒心が強いですが、おとなしい性格で攻撃的ではありません。しかし、警戒して吠えることがあるので、無駄吠えをしないようにしつけをしておきましょう。
クロアチアン・シープドッグのルーツを知ろう
クロアチアン・シープドッグは、クロアチアの北部地域で昔から飼われていた牧羊犬で、クロアチア以外で目にすることはほとんど無いくらいの希少な犬種です。
現在も頭数は少なく、絶滅の危険性が高いと言われています。
14世紀頃には存在していたと言われ、トレセトニとソイェニツキという犬種とプーリンという犬種の交配から誕生しました。
ちなみに、トレセトニとソイェニツキは名前以外の情報が何もない犬種だそうです。
運営者も調べてみましたが、全く分かりませんでした………。
クロアチアン・シープドッグの被毛について
ここではクロアチアン・シープドッグの被毛について紹介します。毛色と被毛タイプに分けて、それぞれ詳しく見ていきましょう!
クロアチアン・シープドッグの毛色について
クロアチアン・シープドッグは、全体がブラックの毛で覆われています。
時折、胸や足先に小さな白い斑点が見られますが、基本的には黒色が主体です。
一般的に黒色は紫外線を通しにくいと言われており、真っ黒なクロアチアン・シープドッグの毛は日差しから皮膚を守るのに適しています。
一方で、黒色は熱を吸収しやすい色でもあるので、夏場はとくに体調管理をしっかりしてあげてくださいね!
クロアチアン・シープドッグの被毛タイプについて
クロアチアン・シープドッグの被毛はダブルコートで、外側のクルクルとした巻き毛が特徴的です。また内毛は柔らかく密集しています。この二重構造によって、暑さや寒さなどの様々な天候への適応が可能です。
また、体の毛はショートコートですが、頭部と脚の前部分は、より短いスムースコートになっています。さらに、クロアチアン・シープドッグの被毛は水をはじく性質を持っており、濡れても乾きやすいことも特徴のひとつです。
クロアチアン・シープドッグのトリミングとブラッシングについて
クロアチアン・シープドッグは、基本的にトリミングしなくても大丈夫ですが、定期的なブラッシングで被毛を整えてあげましょう。
ブラッシングの頻度として、換毛期以外であれば基本的に2~3日に1度はおこなってあげてください。
春と秋の換毛期では、できるだけ毎日ブラッシングをしてあげるのが理想です。
クロアチアン・シープドッグは巻き毛なので、スリッカーブラシでのブラッシングがおすすめです!
クロアチアン・シープドッグのなりやすい病気と対策
クロアチアン・シープドッグは、関節疾患にかかりやすいと言われています。以下の症状に注意して、早めの予防を心掛けましょう。
予防としては、関節の健康をサポートするサプリやフードをあげる、適正体重を保つなどがあります。
すでに関節疾患にかかってしまっている場合は、お家でマッサージをするのも効果的ですが、やり方を間違えるとかえって悪化してしまうので、必ず獣医さんの指示に従うようにしましょう。
クロアチアンシープドッグに必要な1日の運動量
クロアチアン・シープドッグは、1日に60分以上の運動が必要です。
散歩はもちろん、賢い犬種なのでアジリティー(犬の障害物競争)やフリスビーのような、頭を使う運動も好んでくれるでしょう。
また、関節疾患にかかりやすい犬種なので、適正体重を保つためにも毎日60分以上運動させてあげてくださいね!
まとめ
この記事では、クロアチアン・シープドッグについて紹介してきました。簡単に内容をまとめておきますので、ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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