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マレンマ・シープドッグの歴史や魅力を徹底解説!

マレンマ・シープドッグ 犬種
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あまり聞きなじみのないマレンマ・シープドッグ。名前にも入っている通り牧羊犬として活躍してきたワンちゃんです。

この記事では、そんなマレンマ・シープドッグについて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事で分かること
  • 基本情報
  • 見た目の特徴や性格
  • 飼いやすさ
  • お手入れの方法
  • なりやすい病気や健康面

マレンマ・シープドッグの基本情報

もっと詳しい情報やマレンマ・シープドッグの魅力はこの後紹介していきますね!

マレンマ・シープドッグの見た目の特徴

マレンマ・シープドッグはしっかりとした骨格と丈夫な体つきをしていて、全体的にバランスの良いスタイルの犬種です。また、真っ白でふわふわの毛も特徴的で、とても可愛らしい見た目をしています。

そんながっちりとした体格のマレンマ・シープドッグですが、顔つきはとてもやさしい印象です。目はアーモンド形で綺麗なブラウン色。耳はやや垂れさがり口元は引き締まっていて、優しい表情の中にも芯の強さがうかがえます。

そんな強さとやさしさが垣間見えるマレンマ・シープドッグは、どのような性格なのか?この後詳しく解説していきますね!

マレンマ・シープドッグの性格は?

マレンマ・シープドッグは、温厚で優しい性格を持ちながらも、とても自立心が強い犬種です。この自立心により、状況を自分で判断し、指示に納得しないと動かないという頑固な一面を見せることがあります。

そのため、しつけの際には根気強く接することが必要です。しかし、単に命令をするだけではなく、子犬の頃から積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築いておく必要があります。なぜなら信頼関係があることで、飼い主との絆が深まり、しつけがスムーズに行えるからです。

また、マレンマ・シープドッグは外交的ではないものの、飼い主やその家族に対しては非常に優しく、思いやりがあります。警戒心が強いため、初対面の人や他の動物に対しては距離を置く傾向がありますが、一度信頼を得ると深い愛情を示してくれますよ!

マレンマ・シープドッグの飼いやすさは?

マレンマ・シープドッグは、その勇敢で独立心の強い性格から、初心者にはやや飼いにくい犬種です。特に、トレーニングに関しては難易度が高いため、しっかりとした知識と経験が求められます。

マレンマ・シープドッグは、牧羊犬として羊を守るために独自の判断で行動することができるように育てられてきました。そのため、飼い主の指示が曖昧だと、すぐに自分がリーダーであると誤解し、指示を無視することがあります。

ですので、マレンマ・シープドッグを飼う際は、毅然とした態度で接し、しつけに一貫性を持つことがとても大切です。

また、トレーニングには時間と忍耐が必要であり、短期間での成果を期待せず、根気強く向き合う姿勢が必要なことも理解しておきましょう!

マレンマ・シープドッグの歴史を知ろう

マレンマ・シープドッグは、イタリアのトスカーナ州マレンマーナ地方とアブルッツォ州出身の牧羊犬です。起源は2000年以上も前に遡り、牧羊犬として羊の群れを外敵から守る重要な役割を果たしてきました。

さらに、マレンマ・シープドッグはグレートピレニーズの基礎となった犬種とされています。1872年にはイギリスに渡り、ヨーロッパ中で広く認知されるようになりました。その後、1936年にイギリスで正式に公認され、さらに注目を集めた歴史があると言われています。

そして、もうひとつ知っておくべきは、2度の世界大戦で伝令犬として活躍していたことです。牧羊犬としての本来の役割だけでなく、戦時中にはその優れた知性と忠誠心を生かし、重要な通信手段として貢献しました。

このように、マレンマ・シープドッグの歴史を紐解いていくと、多様な役割を果たしながら人々と深い絆を築いてきた犬種だと分かりますね。

マレンマ・シープドッグの毛色の種類

マレンマ・シープドッグはホワイトの毛色が特徴的で、そんな真っ白な被毛には、実は大切な役割があるんです。それは、夜でもはっきりと姿が見えるようにすることです。

マレンマ・シープドッグは、牧羊犬として羊を猛獣から守っていました。その仕事は夜に行われることもあり、飼い主が彼らを猛獣と間違えてしまわないように白い被毛が好まれたと言われています。

マレンマ・シープドッグの被毛の特徴

マレンマ・シープドッグの被毛は、表面にある長い毛と内側に密集したアンダーコートの二層からなるダブルコートです。

マレンマ・シープドッグの被毛は、汚れや水を弾く性質もあるため、アウトドアでの活動に適しています。自然の中で過ごすことが多い彼らにとって、この被毛は大きな利点ですね。

ただ、汚れを弾くとは言っても、まったく汚れないわけではないので、運動した後は汚れをしっかりとふき取ってあげてくださいね。

マレンマ・シープドッグのトリミングとブラッシングについて

マレンマ・シープドッグはダブルコートの犬種なので、基本的にトリミングの必要はありません。しかし、定期的なブラッシングで被毛のお手入れはしてあげましょう。

また、ブラッシングの頻度は毎日が理想です。特に春と秋の換毛期は大量の毛が抜けるので、欠かさずお手入れしてあげましょう。ブラッシングの手順は以下を参考にしてみてくださいね!

ブラッシングの手順
  1. ピンブラシで大まかな絡まりをほぐす
    まず、ピンブラシを使って毛流れに沿るように優しくブラッシングします。毛の先端から初めて根元の方に進む方が絡まりがほぐれやすくなります。
  2. スリッカーブラシで細かい絡まりをほぐす
    次に、スリッカーブラシを使って、抜け毛や小さな絡まりを取り除きましょう。特に毛玉ができやすい部分や抜け毛が多い部分は、入念にブラッシングします。ここでも、毛の流れに沿って優しく行ってください。
  3. コームで仕上げる
    最後にコームで全身を整えて完了です。

マレンマ・シープドッグのなりやすい病気と対策

マレンマシープドッグは、垂れ耳のワンちゃんがかかりやすい外耳炎と大型犬がなりやすい関節疾患に注意が必要です。

それぞれの症状と対策はこの後解説していきますね!

外耳炎

外耳炎は、犬の耳の外側や中耳に炎症が起きる病気です。特にたれ耳の犬がかかりやすい病気ですが、しっかりとケアをしてあげることで、早めの改善に期待ができます。

注意してほしい症状
  • よく耳を掻いたり振っている
  • 耳の中が赤くなっている
  • 耳垢が増えたり悪臭がしたりしている

対策としては、定期的な耳掃除や耳を洗った後にそのままにせず、しっかりと乾かしてあげることが大切です。

アレルギーや感染で外耳炎になっている場合もありますので、気になる症状が出たときは早めに獣医師に相談しましょう!

関節疾患

関節疾患は、大型犬がかかりやすいと言われています。以下の症状に注意して、早めの予防を心掛けましょう。

注意してほしい症状
  • 足を引きずっていたり、歩き方がぎこちなかったりする
  • 関節の腫れや触ると熱を持っている
  • 今までより運動をしたがらなくなる

予防としては、関節の健康をサポートするサプリやフードをあげる、適正体重を保つなどがあります。

すでに関節疾患にかかってしまっている場合は、お家でマッサージをするのも効果的ですが、やり方を間違えるとかえって悪化してしまうので、必ず獣医さんの指示に従うようにしましょう

マレンマ・シープドッグに必要な1日の運動量

マレンマ・シープドッグは非常に活発な犬種で、1日合計で少なくとも2時間の運動が必要です。運動は散歩だけでなく、頭を使ったゲームやトレーニングを加えると精神的な刺激にもなり、マレンマ・シープドッグのストレス解消にも役立ちます。

日々の運動不足は退屈や不安につながり、問題行動の原因になることがあるので、必ず十分な運動量を確保してあげてくださいね!

まとめ

この記事ではマレンマ・シープドッグについて解説してきました。簡単にポイントをまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 平均寿命は10~12年
  • ブラッシングは毎日
  • 1日に必要な運動量は2時間以上
  • 頑固な一面もあるが温厚で優しい
  • 初心者よりは経験者向けの犬種

最後までご覧いただきありがとうございました!

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