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ペキニーズを飼う前に知っておきたい!性格や飼い方、気になる値段まで徹底解説

犬種
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もし、あなたの毎日に“そっと寄り添ってくれる小さな相棒”がいたらどうでしょうか。

今回は、ふわっとした被毛につぶらな瞳。ゆったりとした性格で愛されているペキニーズについて紹介していきます。

飼ってみたいけど、実際に飼うとなると「性格は?」「お手入れは大変?」「どんな病気に注意すればいいの?」といった疑問が浮かびますよね。この記事では、そんな疑問に答えていきます。

他にも飼育にかかる費用や飼い方、健康管理のポイントなど、お迎え前に知っておきたい情報が満載なので、ぜひペキニーズとの暮らしをイメージしながら読んでみてくださいね!

読み終わる頃には、ペキニーズがどんな犬で、どんな暮らしが向いているのか、きっと想像しやすくなるはずですよ。

ペキニーズの基本情報

  • 名前 ペキニーズ
  • 原産国 中国
  • 体重 3~6kg
  • 体高 20cm前後
  • サイズ 小型犬
  • 毛色 オールカラー
  • 平均寿命 12~15年

ペキニーズの見た目の特徴

ペキニーズは、顔回りの豊かな被毛がライオンのたてがみのように見えることから、ライオンドッグとも呼ばれています。

また、特に印象的なのが大きくてつぶらな黒い瞳です。少しうるっとしたように見える表情は、思わず抱きしめたくなる魅力そのもの。さらに、短めの鼻と平らな顔立ちも、ペキニーズのチャームポイントとして人気があります。

そして、前からの姿だけでなく、後ろ姿のまんまるフォルムもファンが多いポイントなんです。ふわっとしたおしりが歩くたびに揺れて、まるでぬいぐるみのような可愛さです。

被毛の特徴とお手入れ方法

ペキニーズの被毛はダブルコートで、外側の毛は粗めで長く、内側の毛は柔らかく密集しています。また、カラーバリエーションも豊富で、ゴールド、レッド、クリーム、ブラック、ホワイトなど、さまざまな色や組み合わせが認められています。

お手入れ方法については、シャンプーとブラッシングに分けて、この後解説していきますね!

①シャンプーについて

まずはシャンプーについて解説していきます。月に1回を目安におこない、犬用の低刺激・無香料のシャンプーを使用して洗いましょう。人間用のシャンプーはワンちゃんにとって刺激が強いので避けてくださいね。

そして洗い方ですが、お湯の温度は36~38℃に設定し、下から上へと洗っていきましょう。流すときは汚れや泡を落とすために、上から下へと流してくださいね。

洗い終わった後は、タオルでよく拭きドライヤーで乾かします。人間用のドライヤーだと温度が高いことがあるので、犬用のドライヤーを使うのもおすすめですよ!

②ブラッシングについて

ペキニーズのブラッシングは、少なくとも週に3〜4回、換毛期には毎日おこなうのが良いでしょう。

使う道具はピンブラシやスリッカーブラシ、それと目の細かいコームを併用すると効率よくケアできますよ。特に、脇の下や耳の後ろ、肛門周りなど、毛が絡みやすい場所は特に念入りにチェックして、毛玉になる前にしっかりと整えてあげてくださいね。

ペキニーズの性格

ここではペキニーズの性格を3つに分けて深堀してみました。この後ひとつずつ詳しく紹介していきますね!

  1. プライドの高さと独立心
  2. 飼い主への深い愛情
  3. マイペースで温厚

①プライドの高さと独立心

ペキニーズは、中国の宮廷で大切に育てられてきた歴史を持つため、とても誇り高い性格をしています。

ちょこんと座っているだけでも存在感があって、まるで「この部屋の主は私だよ」と言っているように見えることもあります。そんな気高さが魅力で、ペキニーズを選ぶ飼い主さんも多い印象ですね。

また、独立心が強く頑固な一面もあります。自分で決めたいという気持ちが強いので、あまり干渉し過ぎず、見守れる人に向いているワンちゃんです。

②飼い主への深い愛情

ペキニーズはプライドが高いとお伝えしましたが、心を許した飼い主さんへは深い愛情を示してくれるのも魅力のひとつです。

信頼した飼い主さんに対してはとても甘えん坊で、ぴったり寄り添う時間を好む子も多く、気づいたら足元にちょこんと座っていたりそっと寄りかかってくることも。その優しい距離感が心地よくて、いつの間にかこちらも癒やされてしまいますね。

③マイペースで温厚

ペキニーズは、基本的にマイペースでのんびりとした性格をしています。激しく走り回ったり、騒いだりすることは少なく、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種といえるでしょう。

ただし、知らない人に対しては警戒心を見せることもあるため、子犬の頃から社会化を意識した練習が大切です。

ひとりで静かに過ごす時間を楽しむタイプの子も多く、気が向かないときには「今日はちょっとその気分じゃないな」というような表情を見せることもあります。

このマイペースさが、ペキニーズらしい個性として愛されている理由のひとつです。無理に合わせさせるより、その子のペースを大切にしてあげると良い関係を築けますよ。

歴史や起源

ペキニーズの歴史はとても古く、そのルーツは2000年以上前ともいわれています。当時の中国では、ペキニーズは仏教における神聖な獅子(ライオン)の化身と考えられていました。

そのため、皇帝や貴族のみが飼育を許され、一般の人々が所有することは禁じられていたといいます。宮廷では専属の使用人がつき、まるで王族のように大切に扱われていたそうです。

皇帝や貴族が衣の袖に入れて連れて歩いたという“スリーブドッグ”の伝説も、ペキニーズならではの魅力を感じるエピソードです。

そして19世紀には、戦争の影響でイギリスへ渡ったことをきっかけに、ヨーロッパで広く知られるようになりました。明治時代には日本にも輸入され、現在でも根強い人気を誇っています。

飼育にかかる費用

「ペキニーズを飼いたい!」と思ったら飼育費用も気になるところですよね。基本的な初期費用やお迎え後にかかる費用を知って、問題なく飼育できるか確認しておきましょう。

初期費用

ペキニーズの子犬の購入価格 
ペットショップ 平均20万円
ブリーダー   平均25万円
マイクロチップ 約1,000円
畜犬登録 約3,000円
最初にそろえる生活品 
5万円~7万円ほど

  • サークル
  • クレート
  • トイレ
  • ペットシーツ
  • 首輪やリード
  • 食器類
  • お手入れ用品
  • おもちゃなど
予防関連

狂犬病予防ワクチン 約3,500円
混合ワクチン 約10,000円
健康診断 約15,000円
フィラリア予防薬 約1,100円

さらに、フードの品質にもよりますが、ペキニーズは毎月のフードやおやつなどの消耗品に6,000円ほどかかります。他にも、ケガや病気で急な出費が出る場合もあるので、必ず最後まで面倒を見れるように準備をしてからお迎えをしてくださいね。

かかりやすい病気と対策

ペキニーズを飼う前には、どのような病気に注意が必要か知っておくことが大切です。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応出来るようにしておきましょう。

ここでは、特に注意したい代表的な3つの病気と、その対策を紹介していきますね。

  1. 呼吸器系(短頭種気道症候群)
  2. 皮膚疾患
  3. 涙やけ

①呼吸器系(短頭種気道症候群)

ペキニーズは鼻が短い「短頭種」に分類されていて、呼吸が少し苦手な体のつくりをしています。鼻の穴が狭いことや、喉の組織が気道を圧迫しやすい形のため、空気が通りにくくなることがあるんです。

そのため、散歩中にゼーゼーしたり、暑い場所でハァハァと強く呼吸しやすい特徴があります。また、場合によっては寝ているときのいびきが大きくなったり、運動のあとに呼吸が整いにくいこともあります。

予防としては、まず太らせないことがとても大切です。体重が増えると呼吸の負担が一気に増えてしまうので、体重管理をしっかりとおこないましょう。もし呼吸がいつもより苦しそうに見えたり、すぐに疲れてしまうようであれば、早めに病院に相談すると安心です。

②皮膚疾患

ペキニーズは豊かな被毛に覆われている一方、皮膚トラブルが起きやすい犬種でもあります。

特に、しわの間や首まわり、太ももの付け根など蒸れやすい部分は細菌やカビが繁殖しやすく、炎症の原因になってしまいます。ひどくなると脱毛やベタつきが強くなる場合もあるので、早めのケアが欠かせません。

対策としては、ブラッシングで通気性をよくしつつ、しわの部分を清潔に保ってあげることがいちばん効果的です。乾燥しすぎても刺激になるので、保湿力のあるスプレーを使ったり、肌に合うシャンプーを選ぶとトラブルが少なくなりますよ。

もし繰り返し症状が出るようなら、アレルギーの可能性もあるので、獣医さんに相談して原因を探っていきましょう。

③涙やけ

ペキニーズは目が大きくてうるうるした表情が魅力ですが、涙やけが起きやすい特徴もあります。涙が多く分泌されると、目の下が湿った状態になり、毛が茶色く変色してしまうことが多いんですね。

原因としては、涙の排出口が狭いことや、顔の構造によって涙がスムーズに流れにくいことが挙げられます。放置してしまうと、皮膚がただれたり、雑菌が繁殖してニオイが出ることもあります。

予防としては、やわらかいコットンでこまめに拭いて清潔に保つことがいちばん簡単で効果的です。涙が多く出る日が続く場合は、アレルギー・逆さまつ毛・ドライアイなどが隠れている可能性があるので、一度原因を調べてみましょう。

ペキニーズの飼い方や育て方

ここでは、ペキニーズの飼い方や育て方について見ていきましょう。特に、日常生活で大切な「運動」「しつけ」「食事」「お留守番」の4つのテーマに絞って解説していきますね!

①運動不足を防ぐためのケア

ペキニーズはそこまで多くの運動を必要としないですが、健康維持のためにも適度な運動は大切です。散歩の目安としては、1日2回、1回15〜20分ほどがちょうどよいですね。

疲れやすい体質なので「少し息が荒いかな?」と感じたらすぐ休憩して、体に負担がかからないように工夫してあげましょう。特に暑さに弱いので、気温が低い時間帯にゆっくり散歩するのがおすすめです。

また、室内でも軽いおもちゃ遊びや知育系のおもちゃを使って刺激を与えると、脳の運動にもなってストレス解消に役立ちます。

②しつけのポイント

ペキニーズはマイペースで頑固な一面があるので、しつけは焦らず楽しく進めるのがコツです。強く叱ってしまうと自主性を損なってしまうため、できたときにたっぷり褒めてあげる方法がとても向いています。

ただし、叱らなければいけない場面もあると思うので、どんな褒め方や叱り方が良いのかも少し見ていきましょう。まず、褒めるときはとにかく大げさなくらいに褒めてあげましょう。「楽しい=またやりたい」と思わせることがコツですね。

そして、叱るときは低い声で短く「ダメ」と言うのがポイント。長々と説教しても理解できませんし、かえって混乱させてしまいます。「なぜダメなのか」よりも「これはダメ」ということを明確に伝えるようにしましょう。

また、トイレやおすわりなどの基本動作は、短い時間でこまめに練習すると覚えやすいと言われています。家族全員でルールを統一することで混乱を避けられ、ペキニーズにとっても理解しやすい環境になりますよ。

③食事と栄養管理について

ペキニーズの食事は、ライフステージに応じた栄養バランスが大切です。子犬期は高タンパク・高カロリーの成長期用フード、成犬期は維持期用フード、シニア期は消化しやすいシニア用フードを選ぶようにしましょう。

他にも、犬種に合わせたフードや悩みに合わせたフードも多くあるので、愛犬に合わせて選んであげてくださいね。

また、おやつは一日の食事の10%以内に抑えて、肥満にならないように注意が必要です。そして、食事の与え方も大切ですが、同じくらいに水分補給も大切です。いつでも新鮮な水が飲めるように常に用意しておいてあげてくださいね。

このように、愛犬の体質や年齢などに合わせて、上手くフードを切り替えながら栄養管理をしていきましょう。

④お留守番の工夫やコツ

ペキニーズは、一般的にお留守番が得意と言われているワンちゃんです。ただし、長時間のお留守番はストレスの原因になるので、過ごしやすい工夫をしておくことが大切です。

まず、お留守番の時には時間をかけて遊べる知育トイやお気に入りのおもちゃを用意して、退屈しないようにしてあげましょう。他にも、飼い主さんのにおいの付いた服やタオルを用意してあげると安心してくれますよ!

また、温度管理にも注意が必要です。夏場は特に熱中症に気を付けて、エアコンを忘れずにつけておきましょう。一般的にワンちゃんが快適に過ごせる温度は25度前後と言われていますが、普段から愛犬にとっての適温を調べておいてくださいね。

ペキニーズに関するQ&A

ここでは、ペキニーズについてよくある質問を見ていきましょう。今回はつ3紹介していきますね!

  1. 初めて犬を飼う人でも大丈夫?
  2. どんな人に向いている?
  3. 子供や他のペットとの相性は?

①初めて犬を飼う人でも大丈夫?

ペキニーズは運動量がそこまで多くなく、室内で落ち着いて過ごせるタイプなので、初めてでも飼いやすいワンちゃんです。

ただし、被毛のお手入れや温度管理、呼吸ケアなど「短頭種ならではの注意点」は少し多めなので、そこの知識はつけておく必要があります。

わからないことが出てきたら、早めに調べたり、獣医さんやトリマーさんなどのプロに相談してくださいね。

②どんな人に向いている?

ペキニーズは落ち着いた生活を好む人や、ゆったりしたペースで過ごしたい家庭にとても向いています。マイペースで静かな時間を愛する子が多いので、騒がしい環境よりも穏やかな暮らしが合うんですね。

信頼した飼い主さんには甘えん坊な面もあるため、ゆっくり向き合う時間がある人にとっては、最高のパートナーになりますよ。

③子供や他のペットとの相性は?

ペキニーズはおだやかな性格で、落ち着いた子どもとは相性が良い子も多いです。ただ、小型犬で体が小さいため、乱暴な触り方や急な動きが苦手な場合があります。子どもには「やさしく触る」「追いかけない」など、ルールをしっかり伝えると安心ですね。

また、他の犬や猫とは、性格や相手のタイプによって相性が大きく変わります。急に距離を縮めるのではなく、まずはニオイ交換や短時間の顔合わせからゆっくり慣らす方法がおすすめです。焦らず時間をかければ、落ち着いた関係を作っていけることが多いですよ。

お迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に3つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、保護犬の里親になるなどが挙げられます。

ペットショップやブリーダーからの購入、保護犬を迎える場合など、それぞれの特徴やポイントをしっかり押さえてあなたに合った方法を選びましょう。

ペットショップからお迎えする場合

ペキニーズをペットショップからお迎えする場合は、以下のポイントをチェックしておきましょう。

  • 親犬の情報(血統や健康状態)を確認できるか
  • ショップの衛生管理がしっかりしているか
  • 子犬の性格や育ち方を丁寧に説明してくれるか

ただし、ペットショップでは親犬の情報がわかりにくいこともあるので、健康面や遺伝疾患についてしっかり聞いておきましょう!

ブリーダーからお迎えする場合

ブリーダーからお迎えする場合、まずは信頼できるブリーダーを探すことが大切です。信頼できるブリーダーを探すには、「JKC(ジャパンケネルクラブ)」や「ブリーダー直販サイト」を活用するとよいでしょう。

みんなのブリーダー

良いブリーダーの選び方

  • 衛生管理が行き届いた環境で育てられているか
  • 親犬や兄弟犬と一緒に過ごし、適切な社会化がされているか
  • 遺伝疾患のリスクを説明してくれるか

また、悪質なブリーダーを避けるために、子犬をすぐに引き渡そうとするブリーダーには注意してくださいね。

保護犬を迎える場合

ペットショップやブリーダーからのお迎え以外に、保護犬の里親になる方法もあります。保護施設や動物愛護団体では、ペキニーズを含むさまざまな犬達が新しい家族を待っています。

  • 費用が比較的安く、お迎えしやすい
  • 成犬の場合、しつけが済んでいることが多い
  • 保護犬を迎えることで、新たな命を救える

ただし、過去にトラウマを抱えている子もいるため、十分な理解と愛情をもって迎えることが大切です。「ペットのおうち」や「ハグー」といった保護犬のマッチングサイトを活用すると、相性の良い子を見つけやすいですよ!

ペットのおうち ハグー

お迎え方法まとめ

お迎え方法メリットデメリット
ペットショップすぐにお迎えできる親犬の情報がわかりにくい
ブリーダー健康管理がしっかりされている価格がやや高め
保護犬・里親費用が安く、命を救える過去のトラウマがある子もいる

まとめ

この記事ではペキニーズについて紹介してきました。「自分に飼えるかな?」と迷っていたあなたも、この記事を読んで少しでも飼うイメージが持ててくれたら嬉しいです。

どんなワンちゃんを迎えるにしても、大切なのは飼い始める前にしっかりと準備をすることです。住環境、経済面、時間の確保など、様々な角度から検討してください。そして何より、この子の一生に責任を持つ覚悟があるかどうかが一番大切です。

あなたとペキニーズとの素敵な出会いがありますように!最後までご覧いただきありがとうございました!

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