PR

紀州犬の魅力を探る!歴史や性格、飼育に必要な環境まで徹底解説

犬種
記事内に広告が含まれています。

日本を代表する犬種のひとつである紀州犬は、凛々しい見た目と忠実な性格が魅力的な犬種です。

この記事では、そんな紀州犬について紹介していきますので、紀州犬を家族に迎えるか迷っている方はぜひ読んでみてくださいね!

この記事で分かること
  • 基本情報
  • 紀州犬の飼いやすさや必要な環境
  • 見た目の特徴や性格
  • 紀州犬の歴史
  • 被毛のお手入れについて
  • かかりやすい病気と対策
  • お迎え方法

紀州犬の基本情報

紀州犬 胡麻
  • 名前 紀州犬
  • 原産国 日本(紀伊半島)
  • 体重 15~25kg
  • 体高 46~55cm
  • サイズ 中型犬
  • トリミング 必要なし
  • ブラッシング 週に2~3回程度
  • 被毛 短めのダブルコート
  • カラー 白、胡麻、赤
  • 平均寿命 13~15年

もっと詳しい情報や、紀州犬の魅力はこの後紹介していきますね!

紀州犬の歴史

紀州犬は、「和歌山県」「三重県」「奈良県」を含む、紀伊半島の山岳地帯でイノシシや鹿などを狩る猟犬として飼われていた犬種です。

元々は紀州犬という名前ではなく、紀州のそれぞれの地域ごとに「熊野犬」や「那智犬」などに分かれていましたが、日本犬保存会に登録される際に、紀州犬と名付けられました。

また、1934年には天然記念物として指定され、現在では、猟犬としてだけでなく家庭犬としても人気を集めています。

紀州犬の特徴や性格

紀州犬 白

紀州犬は、やや吊り上がった鋭い目に、猟犬らしい筋肉質な四肢が特徴です。クールな見た目の一方で、ピンと立った耳や、くるりと巻いたしっぽが魅力的で可愛らしいワンちゃんです。

性格は真面目で硬派な、まさに昔の日本男児のようなイメージです。信頼している飼い主には忠実ですが、誰にでも懐くわけではありません。

また、いざというときには、果敢に立ち向かう勇敢な性格も持ち合わせている頼りがいのある犬種です。

紀州犬は飼いやすい?飼育に必要な環境は?

紀州犬は、初心者よりは犬の飼育経験のある方に向いています。なぜなら、賢くしつけも良く覚える一方で、独立心が強く他人への警戒心も強いので、子犬の頃からの社会化トレーニングが必須だからです。

しかし、初めて犬を飼う場合でもドッグトレーナーのようなプロに頼みながら、知識を付けていけば問題ないので、紀州犬の飼育をあきらめる必要はありません。

そして、紀州犬を飼うために必要な環境として、十分な運動量を確保する必要があります。例えば、自宅に庭がある、近くにドッグランのような犬が走り回れる場所があるなどが望ましいですね。

また、紀州犬は寒さには強く暑さには弱い犬種なので、夏場は特に熱中症に気を付けて、暑さ対策の整った環境を用意してあげてください。

紀州犬の被毛の特徴

紀州犬の被毛は、短めのダブルコートです。外側の毛は固く汚れが付きにくい性質があり、内側の毛は柔らかく保温性に優れています。

また、毛色は、白、赤、胡麻の3種類がありますが、現在は白色の子が圧倒的に多いです。

白色が多い理由としては、紀州犬の生まれの地である紀伊山地が神聖な地域で、神の使いとされる白毛が好まれたという説や、狩猟の際に獲物と間違われて発砲されないようになど、諸説あると言われています。

紀州犬の被毛のお手入れについて

紀州犬はトリミングの必要はありませんが、週に2~3回程度のブラッシングが必要です。また、ダブルコートで春と秋に換毛期があるので、その時期は毎日のブラッシングをおすすめします。

紀州犬のブラッシングの基本的な手順は下記の3ステップなので参考にしてみてくださいね!

  1. ラバーブラシと獣毛ブラシを用意する
  2. ラバーブラシで全体をブラッシング
  3. 獣毛ブラシで整える

基本は上記の手順で問題ありませんが、抜け毛が増える換毛期は、スリッカーブラシやコームをプラスで使うのもおすすめです。

紀州犬のかかりやすい病気と対策

紀州犬 胡麻

紀州犬を飼う前に、どのような病気に注意が必要か知っておきたいですよね。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応できるようにしておきましょう。

紀州犬のかかりやすい病気
  • 心室中隔欠損症
  • 甲状腺機能低下症
  • 皮膚疾患

それぞれの症状と対策はこの後解説していきますね!

心室中隔欠損症

心室中隔欠損症は心臓の先天性疾患の一つで、右心室と左心室を分ける壁(心室中隔)に穴が開いている状態です。この疾患は、心臓内の血流に異常を引き起こし、場合によっては心不全を招くことがあります。

原因としては遺伝的要素が一番多く、胎児期の発育異常や妊娠中の母犬の感染症なども原因のひとつです。

注意してほしい症状
  • 呼吸が早い
  • 頻繁に咳をしている
  • 歯茎や舌が青くなっている(チアノーゼ)

心室中隔欠損症は先天性疾患のため、予防することが難しい病気です。そのため、定期的な健康診断を受けて早期発見できるようにしておきましょう。

甲状腺機能低下症

犬の甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの不足によりさまざまな健康問題を引き起こす疾患です。

注意してほしい症状
  • 食事量が増えていないのに体重が増加する
  • 疲れやすく散歩や遊びに興味を示さない
  • 毛が薄くなり被毛の質が低下する
  • よく寒がるようになり暖かい場所を好むようになる

上記のような症状が見られたら、すぐに動物病院で検査をしてもらいましょう。早期発見し投薬治療を受けることで症状の改善が期待されます。

皮膚疾患

犬の皮膚疾患は原因の特定が難しく、治るまでに時間がかかってしまう場合があります。
気になる症状が出ていたら、一度動物病院で診てもらうようにしましょう。

注意してほしい症状
  • 体をよく掻いている
  • 皮膚が赤くなったり腫れたりしている
  • 脱毛や毛並みの変化
  • 皮膚の乾燥
  • 湿疹が出ている

お家で出来る対策としては、適切なブラッシングやシャンプーなど外側からのケアと、食事で内側からケアする方法があります。
他には、サプリメントで不足しがちな栄養を補うのもおすすめですよ!

紀州犬に必要な1日の運動量

紀州犬には、1日60分以上の運動量が必要です。

もともと山岳地帯で飼われていたこともあり、自然が大好きなワンちゃんなので、山や川などの自然に触れあえる場所での散歩も気分転換になるでしょう。また、散歩中に軽く走るのもストレス解消になるのでおすすめです。

そして、紀州犬は大人になると落ち着いた性格がより現れ、遊びに興味を示さなくなることもあります。そのため、普段から何に興味があるのか観察しながら、好きな運動や遊びを見つけてあげてくださいね!

紀州犬のお迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に3つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、里親になるなどが挙げられます。

紀州犬はごくまれにペットショップで出会うことができますが、基本的にはブリーダーからの購入か里親になる方法がメインになりますので、気になる方は問い合わせてみてくださいね!

みんなのブリーダー ハグー

紀州犬に関するQ&A

Q
紀州犬が危険と言われる理由は?
A

大きな理由は狩猟犬としての本能や警戒心、独立心の強さから他人に対して攻撃的になることがあり、危険なイメージがついているのだと思われます。

しかし、紀州犬に限った話ではないですが、犬が問題行動を起こすときには不適切なしつけや飼育環境が原因の場合が多いです。

そのため、子犬の頃からの社会化トレーニングや適切なしつけをすることで、頼もしいパートナーになってくれますよ。

まとめ

紀州犬は、凛とした見た目と忠実な性格が魅力的な犬種です。他人への警戒心は強いですが、一度信頼した飼い主に対しては、一途に愛情を注いでくれるでしょう。

そんな紀州犬は、活発で自然が大好きなので、アウトドア好きな方にぴったりなワンちゃんです。ただし、独立心が強く子犬の頃からの社会化トレーニングが必須なので、根気強くしつけができる方に向いています。

もしこの記事を読んで紀州犬を家族に迎えたいと思ったら、ぜひ一度、実際に触れ合ってみてください!紀州犬があなたにとって最高のパートナーとなることを願っています!

最後までご覧いただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました