手のひらに乗るほど小さいのに、存在感抜群でつぶらな瞳がたまらなく可愛いチワワは、その見た目以上に魅力たっぷりな犬種です。
周りでもチワワを飼っている人多いけど、実際どんな性格なの?飼いやすいのかな?初心者でも大丈夫?と気になることもありますよね。
この記事では、そんな疑問に答えながらチワワの性格や歴史、飼い方のコツから注意点まで、初めての方でも分かりやすく解説していきます。これからチワワを迎えたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
チワワの基本情報

チワワの性格
チワワは小さくておとなしいイメージを持たれがちですが、実は見た目とのギャップに驚かされることも多いんです。今回はチワワの代表的な性格を3つに分けて紹介していきますね!
- 愛情深くて甘えん坊
- 警戒心が強く番犬気質
- 小さくても勇敢で気が強い
愛情深くて甘えん坊
チワワはとにかく飼い主さんが大好きなワンちゃんで、家の中でもずっと後ろをついてきたり、気づけば膝の上にちょこんと乗っていることもあります。
理由としては、チワワは「特定の人に強く愛着を持つ性質」があるからなんです。特に一人暮らしで飼っている場合は、飼い主さんにべったりになることも多いですね。
甘えん坊な性格はとても魅力的ですが、分離不安などにならないよう、過度に構いすぎず自立を促すことも大切になってきます。
警戒心が強く番犬気質
飼い主さんにベッタリな反面、警戒心が強いのもチワワの特徴です。インターホンが鳴っただけで吠えることもあり、「え、こんなに反応するの?」と驚く人も多いでしょう。
これはもともと外敵から身を守るための本能が強いからで、知らない人や物音に対して自分のテリトリーを守ろうとする意識が働くんですね。
ただし、この性格はしつけ次第でコントロールできるので、無駄吠えが気になる場合は落ち着いて対応する練習をしていくと改善しやすいですよ。
小さくても勇敢で気が強い
チワワは見た目に反して、かなり気が強い一面もあります。自分より大きな犬にも平気で向かっていくことがあり、「ちょっと待って!」とヒヤッとする場面もあります。
この理由は、チワワが自分の体の小ささをあまり自覚していないためと言われています。そのため、無理をしてしまうこともあり、飼い主さんがしっかりコントロールしてあげなければなりません。勇敢さは魅力でもありますが、安全面を意識した接し方がとても重要ですね。
歴史や起源

チワワのルーツは、古代メキシコに存在していた「テチチ」という小型犬だと考えられています。このテチチは、9世紀ごろのトルテカ文明の遺跡にも似た姿が残されていて、かなり古い時代から人と関わっていたことが分かります。
その後、時代は進み、1800年代半ばごろにメキシコ北部のチワワ州で小さな犬が発見されました。この発見が現在のチワワの始まりとされていて、地名からそのまま「チワワ」と名付けられたと言われています。
さらに改良の過程では、チャイニーズクレステッドドッグなどの犬種が交配に関わったとも考えられています。その影響で、現在のようなコンパクトで華奢な体型や、特徴的な見た目に近づいていったんですね。
日本に本格的に輸入されるようになったのは1970年頃で、そこから家庭犬として一気に広がっていき、現在では日本でも人気の犬種として多くの家庭で愛されています。
被毛の特徴とお手入れ方法
チワワの毛には、短めの「スムースコート」と、ふんわりとした長毛の「ロングコート」の2種類があります。
スムースコートはツヤのあるなめらかな毛並みが特徴で、すっきりとした印象です。一方でロングコートは、耳やしっぽに飾り毛があり、やわらかく優しい雰囲気が特徴的ですね。
毛色もかなり豊富で、ブラックやチョコレート、クリーム、レッドなどの単色以外にも、複数の色が混ざるパーティーカラーなどが存在します。
それでは被毛の特徴の次はお手入れについて見ていきましょう。シャンプーとブラッシングに分けて解説していきますね!
シャンプーについて
チワワのシャンプーは月に1回を目安に、犬用の無香料・低刺激のシャンプーを選びましょう。お湯の温度は37度前後のぬるま湯が理想で、人間が「少しぬるいかな」と感じるくらいがちょうどいいです。
シャワーの音を怖がる子も多いので、最初はスポンジなどで優しく体を濡らしてあげるのもおすすめです。また、シャンプー前に軽くブラッシングをしておくと、汚れも落ちやすくなりますよ。
洗い終わったあとは、すぐにタオルドライをしてからドライヤーで乾かします。特にロングコートの子は乾きにくく、湿ったままだと皮膚トラブルの原因になりやすいので念入りに乾かしてあげてくださいね。人間用のドライヤーだと温度が高いので、近づけすぎず少し距離を取って乾かすのがポイントです。
ブラッシングについて
ブラッシングはチワワのお手入れの中でも、とても大切です。ロングコートの場合は、毛玉を防ぐために毎日ブラシを通すようにしましょう。特に耳の後ろや脇、足の付け根は絡まりやすいので、優しく丁寧にとかしてくださいね。
スムースコートの場合でも、週に2〜3回ほどラバーブラシなどでのお手入れが必要です。ブラッシングをすることで、血行も良くなり皮膚の健康維持にもつながります。体に異常がないか確認するきっかけにもなるので、優しく声をかけながら行うのがおすすめですよ。
チワワの飼育にかかる費用

「チワワを飼いたい!」と思ったら飼育費用も気になるところですよね。基本的な初期費用やお迎え後にかかる費用を知って、問題なく飼育できるか確認しておきましょう。
チワワの子犬の購入価格
ペットショップ 平均20万円
ブリーダー 平均25万円
マイクロチップ 約1,000円
畜犬登録 約3,000円
最初にそろえる生活品
5万円~7万円ほど
狂犬病予防ワクチン 約3,500円
混合ワクチン 約10,000円
健康診断 約15,000円
フィラリア予防薬 約900円
さらに、フードの品質にもよりますが、チワワは毎月のフードやおやつなどの消耗品に8,000円ほどかかります。他にも、ケガや病気で急な出費が出る場合もあるので、必ず最後まで面倒を見れるように準備をしてからお迎えをしてくださいね。
かかりやすい病気と対策

チワワを飼う前には、どのような病気に注意が必要か知っておくことが大切です。かかりやすい病気と対策を知って、いざというときに落ち着いて対応出来るようにしておきましょう。
ここでは、特に注意したい代表的な3つの病気と、その対策を紹介していきますね。
- 膝蓋骨脱臼
- 眼病
- 水頭症
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は膝のお皿が正常な位置から外れてしまう病気で、小型犬に多く、チワワも注意が必要な疾患です。
原因としては、もともとの骨格の問題や、フローリングで滑る生活環境などが関係していることが多いです。また、ジャンプのしすぎや、足に負担がかかる動きも影響することがあります。
症状としては、急に片足を上げて歩いたり、スキップするような歩き方をしたりするのが特徴です。軽度の場合すぐに元に戻ることもありますが、進行すると痛みが出る場合もあります。
予防としては、床に滑りにくいマットを敷くことや、段差の上り下りを減らす工夫が効果的です。
眼病
チワワは目が大きく前に出ているため、目のトラブルが起きやすい犬種です。原因としては、ゴミやホコリが入りやすいことや、乾燥による刺激などが挙げられます。
また、涙の量の異常によって涙やけが起きることもあり、症状としては、目やにが増える、涙が多くなる、目をしょぼしょぼさせるなどが見られます。ひどい場合は充血や角膜の傷につながることもあるので注意が必要です。
対策としては、こまめに目の周りを清潔に保つことが基本になります。ガーゼなどで優しく拭いてあげるだけでも予防につながりますよ。異常を感じた場合は放置せず、早めに動物病院を受診してくださいね。
水頭症
水頭症は脳の中にある液体が増えすぎてしまうことで、脳に圧力がかかる病気です。
原因ははっきりしない場合もありますが、先天性で生まれつき脳の構造に異常があることで発症すると考えられています。
症状としては、ぼーっとして反応が鈍くなったり、けいれんや頭部が大きく見えるなどの症状が出ることもあります。
予防が難しい病気ではありますが、早期に対応することで、症状の進行を抑えられる可能性もあるので、普段から様子をしっかり観察することが大切です。
チワワの育て方と注意点

チワワと楽しく暮らすためには、育て方や注意点についても知っておくことが大切です。飼ってから後悔しないように、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
運動不足を防ぐには
チワワは小型犬なので「運動はあまりいらない」と思われがちですが、適度な運動は必要です。目安としては1日2回、各15〜20分程度の散歩が体力的にも無理がなくちょうどいいでしょう。
また、室内でも軽く遊ぶ時間を作ることで、運動不足やストレス解消に役立ちますよ!無理に長時間歩かせるよりも、短時間でもこまめに動くことを意識するのがポイントです。
しつけのポイント
チワワは賢い反面、甘やかしすぎるとわがままになりやすい一面があります。可愛いからといって何でも許してしまうと、後からしつけに苦労することもあるんです。
ただ、厳しくすれば良いということではなくて、基本は「良いことをしたら褒める」でオッケーです。叱るよりも、成功体験を積ませる方が覚えやすくなるんですね。
例えばトイレが成功したときにしっかり褒めるだけでも、習得スピードはかなり変わります。また、一貫したルールを決めて、家族全員で同じ対応をすることも大切です。
食事と栄養管理について
チワワは体が小さいぶん食事の影響を受けやすい犬種で、栄養バランスが崩れるとすぐに体調や毛並みに変化が出ることもあります。なので、基本は小型犬用のドッグフードを選び、ライフステージに合わせて調整することが大切です。
子犬期は高タンパク・高カロリーの成長期用フード、成犬期は維持期用フード、シニア期は消化しやすいシニア用フードなどがおすすめです。他にも、犬種や悩みに合わせたフードも多くあるので、愛犬に合わせて選んであげてくださいね。
また、おやつは一日の食事の10%以内に抑えて、肥満にならないように注意が必要です。そして、食事の与え方も大切ですが、同じくらいに水分補給も大切です。いつでも新鮮な水が飲めるように常に用意しておいてあげてくださいね。
お留守番の工夫やコツ
チワワは飼い主への愛情が強い分、長時間の留守番が苦手な子も多いです。急に長時間ひとりにすると、不安から吠えたり体調を崩すこともあります。なので、少しでもお留守番のストレスを減らせるように、環境を整えることが重要です。
まず、お留守番の時には時間をかけて遊べる知育トイやお気に入りのおもちゃを用意して、退屈しないようにしてあげましょう。お留守番前に運動しておくと、疲れて寝てくれることも多いですね。他にも、飼い主さんのにおいの付いた服やタオルを用意してあげると安心してくれますよ!
また、温度管理にも注意が必要です。夏場は特に熱中症に気を付けて、エアコンを忘れずにつけておきましょう。一般的にワンちゃんが快適に過ごせる温度は25度前後と言われていますが、普段から愛犬にとっての適温を調べておいてくださいね。
飼育の注意点
チワワを飼ううえで意外と見落としがちなのが、寒さ対策です。体が小さく被毛も薄いため、実は寒さにとても弱い犬種なんです。そのため、冬場は室温管理をしっかり行い、必要に応じて洋服を着せてあげましょう。特に床付近は冷えやすいので、ベッドや毛布を用意しておくと完璧ですね。
そして、もうひとつ注意したいのが落下や踏みつけなどの事故です。体が小さいぶん衝撃に弱く、ソファやベッドからのジャンプでもケガにつながることがあります。家の中でも段差を減らしたり、足元に注意する習慣をつけることが大切です。
チワワに関するQ&A

チワワについて調べていると、実際に飼えるのか、自分の生活に合うのか気になる点が出てくると思います。
特に初めて犬を飼う方や、他のペットがいる家庭では不安を感じやすいポイントですよね。ここでは少しでも不安を解消できるように、よくある質問を見ていきましょう。
- 初めて犬を飼う人でも大丈夫?
- 他のペットとの相性は?
- 平均寿命はどれくらい?
初めて犬を飼う人でも大丈夫?
チワワは体が小さく飼育スペースもそれほど必要ないため、初めての方にも向いている犬種です。ただし、小さいから楽というわけではなく、しつけやお留守番対策など、他にもやらなければいけないことはたくさんあります。
ですが、しっかり向き合う気持ちがあれば初めてでも問題なく飼えますし、楽しい毎日が待っているはずですよ!
他のペットとの相性は?
チワワは個体差はありますが、他のペットと一緒に暮らすことも可能です。ただし警戒心が強い性格のため、最初の対面は慎重に行う必要があります。
特に自分より大きな犬に対して強気に出てしまうこともあるので注意が必要です。いきなり自由にさせるのではなく、距離を取りながら少しずつ慣らしていきましょう。
猫との相性も悪くはありませんが、性格による部分が大きいです。時間をかけて関係を築くことで、仲良く過ごせるケースも多いですよ。
平均寿命はどれくらい?
チワワの平均寿命はおおよそ12〜15年ほどで、小型犬の中でも比較的長生きしやすい犬種として知られています。最近では15年以上生きる子も多く、18歳近くまで元気に過ごすケースもありますね。
日々の食事や運動、健康管理が寿命に大きく影響するので、定期的な健康チェックや生活習慣の見直しがとても大切です。
お迎え方法

ワンちゃんを迎える方法としては主に3つあり、ペットショップでの購入、ブリーダーからの購入、保護犬の里親になるなどが挙げられます。
ペットショップやブリーダーからの購入、保護犬を迎える場合など、それぞれの特徴やポイントをしっかり押さえてあなたに合った方法を選びましょう。
ペットショップからお迎えする場合
チワワをペットショップからお迎えする場合は、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 親犬の情報(血統や健康状態)を確認できるか
- ショップの衛生管理がしっかりしているか
- 子犬の性格や育ち方を丁寧に説明してくれるか
ただし、ペットショップでは親犬の情報がわかりにくいこともあるので、健康面や遺伝疾患についてしっかり聞いておきましょう!
ブリーダーからお迎えする場合
ブリーダーからお迎えする場合、まずは信頼できるブリーダーを探すことが大切です。信頼できるブリーダーを探すには、「JKC(ジャパンケネルクラブ)」や「ブリーダー直販サイト」を活用するとよいでしょう。
良いブリーダーの選び方
- 衛生管理が行き届いた環境で育てられているか
- 親犬や兄弟犬と一緒に過ごし、適切な社会化がされているか
- 遺伝疾患のリスクを説明してくれるか
また、悪質なブリーダーを避けるために、子犬をすぐに引き渡そうとするブリーダーには注意してくださいね。
保護犬を迎える場合
ペットショップやブリーダーからのお迎え以外に、保護犬の里親になる方法もあります。保護施設や動物愛護団体では、チワワを含むさまざまな犬達が新しい家族を待っています。
- 費用が比較的安く、お迎えしやすい
- 成犬の場合、しつけが済んでいることが多い
- 保護犬を迎えることで、新たな命を救える
ただし、過去にトラウマを抱えている子もいるため、十分な理解と愛情をもって迎えることが大切です。「ペットのおうち」や「ハグー」といった保護犬のマッチングサイトを活用すると、相性の良い子を見つけやすいですよ!
お迎え方法まとめ
| お迎え方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ペットショップ | すぐにお迎えできる | 親犬の情報がわかりにくい |
| ブリーダー | 健康管理がしっかりされている | 価格がやや高め |
| 保護犬・里親 | 費用が安く、命を救える | 過去のトラウマがある子もいる |
まとめ
この記事ではチワワについて紹介してきました。「自分に飼えるかな?」と迷っていたあなたも、この記事を読んで少しでも飼うイメージが持ててくれたら嬉しいです。
どんなワンちゃんを迎えるにしても、大切なのは飼い始める前にしっかりと準備をすることです。住環境、経済面、時間の確保など、様々な角度から検討してください。そして何より、この子の一生に責任を持つ覚悟があるかどうかが一番大切です。
あなたとチワワとの素敵な出会いがありますように!最後までご覧いただきありがとうございました!

