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【犬用ブラシの種類と選び方】そのブラシ本当に愛犬に合っていますか?

お手入れ
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愛犬の毛並みを整え、皮膚の健康を守るために必要なブラッシング。しかし、ブラシの種類やブラッシングの方法を間違えると逆に愛犬を傷つけてしまいます。

そうならないためにも、この記事で犬用ブラシの種類と選び方を知っていきましょう。

この記事で分かること
  • 犬用ブラシの種類
  • ブラシごとの特徴と役割
  • 愛犬の被毛タイプに合わせたブラシの選び方

犬用ブラシの種類とそれぞれの役割について

犬用ブラシには多くの種類があって、どのブラシが愛犬に合っているのか分からないですよね。そのため、まずはブラシの種類を知って、愛犬に合うブラシを見つけていきましょう!

ブラシの種類
  • 万能タイプのスリッカーブラシ
  • 皮膚に優しいラバーブラシ
  • もつれた毛の解消にはピンブラシ
  • 毛流れを整えるためのコーム
  • 艶出しには獣毛ブラシ
  • ブラッシングが苦手な子にグローブ型ブラシ
  • 換毛期に活躍のスクラッチャーブラシ

万能タイプのスリッカーブラシ

スリッカーブラシは、犬用ブラシの定番アイテムで、1本は持っておきたいブラシです。

このブラシの最大の特徴は、どんな被毛にも対応できる万能性にあります。短毛種から長毛種まで幅広い犬種に使用でき、毛の汚れや抜け毛を効率よく取り除くことが可能です。

さらに、スリッカーブラシは毛の絡まりをほぐすのに適しており、毛玉ができやすい犬種には特に効果を発揮します。また、毛の表面を整えることで、ブラッシング後はふわふわな仕上がりで可愛らしい愛犬の姿を見ることができますよ!

ただし、ブラシの針が少し硬めなので、使用するときは愛犬の肌に直接触れないように気を付けてブラッシングをしてあげましょう。

皮膚に優しいラバーブラシ

ラバーブラシは、特に短毛種のワンちゃんにおすすめです。

なぜなら毛先が柔らかく、皮膚に負担がかかりにくい設計となっているからなんです。毛が短い子の場合は、どうしても皮膚に直接ブラシが当たりやすくなってしまうので、硬いブラシより柔らかめのラバーブラシをおすすめします。

さらに、ラバーブラシはシャンプー中にも使えるので、汚れが落としやすくマッサージ効果も期待できます。使った後はそのまま水で丸洗いできるので、お手入れも簡単で衛生面が気になる飼い主さんにもおすすめです。

もつれた毛の解消にはピンブラシ

ピンブラシは、ロングコートのワンちゃんに向いているブラシです。長い被毛の場合、毛が絡まりやすく放置すると皮膚トラブルの原因になるので、定期的にピンブラシでもつれた毛を解消してあげましょう。

さらにピンブラシは血行促進やリラックス効果もあると言われているので、愛犬とのコミュニケーションも兼ねてブラッシングをしてあげてくださいね!

毛流れを整えるためのコーム

犬用のコームは、ブラッシングの仕上げに毛流れを整えるために使います。コームを使うことで、美しい被毛を保ちながら皮膚の健康も維持できますよ!

また、コームはブラッシング後に毛玉が残っていないかのチェックにも使える便利なアイテムです。特に目に見えにくい部分の毛玉を見つけられるので、1本持っていると助かりますね!

そして、犬用コームには粗目と細目のタイプがあり、それぞれ役割が異なります。粗目のコームは、皮膚に付着したゴミやフケを効果的に取り除くのに適していて、細目のコームは、皮膚の近くに潜むノミやマダニなどの小さな寄生虫を見つけやすいという特徴があります。

粗目と細目が1本に備わっているタイプのコームもあるので、効率的にケアを行いたい人は1本で完結できるコームがおすすめです。

艶出しには獣毛ブラシ

獣毛ブラシの特徴は、仕上げに艶を出しやすいところです。また、使用されている動物の毛は、豚や猪、馬などで、人工的なブラシとはまた違った仕上がりになります。

そして、なぜ獣毛ブラシが艶を出しやすいかというと、使われている動物の毛が適度な油分を含んでいるからです。この油分のおかげで、艶のある美しい被毛を保てるようになっているんですね。

さらに、獣毛ブラシにはもうひとつ、静電気が発生しにくいという特徴もあります。静電気が少ない分、ブラッシング中に被毛がまとまりやすいんです。そんな獣毛ブラシは、静電気の起こりやすい冬は特に重宝するブラシではないでしょうか。

ブラッシングが苦手な子にグローブ型ブラシ

グローブ型ブラシは、手袋のように手にはめて使うタイプのブラシです。手のひらの部分にはゴム製の柔らかい凸凹が付いていて、ブラッシングが苦手なワンちゃんでもストレスを感じにくくなっています。

また、手袋の凸凹部分が効率的に抜け毛をキャッチしてくれるので、特に毛量の多いワンちゃんにおすすめのブラシです。

1つだけデメリットをあげると、手のひら部分についた抜け毛を取り除くのが他のブラシと比べて少し大変かもしれません。

しかし、実際に自分の手で触りながらブラッシングができるので、愛犬の皮膚の異常に気付きやすいというメリットもありますよ!

換毛期に活躍のスクラッチャーブラシ

スクラッチャーブラシは先端に刃がついていて、アンダーコートを取り除くのに適しているブラシです。

特に春と秋の換毛期には普段より大量の毛が抜けるので、スクラッチャーブラシでしっかりと抜けた毛を取り除いてあげましょう。

ただし使い方には少し注意が必要で、スクラッチャーブラシは大量の毛が取れるため、頻繁に使いすぎると逆に皮膚トラブルを引き起こしてしまいます。そのため、スクラッチャーブラシの使用は週に1回ほどにしておきましょう。

愛犬に合うブラシの見つけ方

犬の毛には様々なタイプがあり、それぞれに合うブラシが変わってきます。

シングルコートなのか、ダブルコートなのか。さらに、被毛の長さや固さ、カールがかかっているかどうかなど、犬種によって全く違うんです。

だからこそ、愛犬の被毛タイプに合うブラシを選んで、ストレスなくお手入れできるようにしていきましょう。

シングルコート

シングルコートのワンちゃんは換毛期が無いので、ダブルコートのワンちゃんと比べるとお手入れは簡単な場合が多いです。しかし、一切毛が抜けないわけではないので定期的なケアはしてあげましょう。

また、シングルコートでも毛の長さや固さは犬種によって違うので、愛犬の被毛タイプに合わせたブラッシングをしてあげてください。

被毛のタイプごとに、どんなブラシが良いのかはこの後紹介していきますね!

ダブルコート

ダブルコートのワンちゃんは、春と秋に換毛期があり、抜け毛が多いのでブラッシングは欠かせません。スクラッチャーブラシやスリッカーブラシでのブラッシングに加え、愛犬の被毛タイプごとにブラシを変えて、ケアをしてあげましょう。

この後紹介する、4つの被毛タイプを参考に愛犬に必要なブラシを選んでみてくださいね!

カーリー(巻き毛)コート

くるくるとしていて可愛らしい見た目のカーリーコートは、抜け毛は多くないですが、絡まりやすいので毎日のお手入れが欠かせません。

カーリーコートの場合は、スリッカーブラシを使ってのブラッシングがおすすめです。なぜなら、スリッカーブラシの細い針が絡まりをほぐし、巻き毛の形を崩さずにお手入れができるからです。

スリッカーブラシだけでも良いですが、最後にコームを使って仕上げてあげると美しい被毛を保つことが出来ますよ!

ワイヤー(針金状)コート

テリア種に多いワイヤーコートは、カーリーコートと同様にスリッカーブラシとコームがおすすめです。粗く硬い針金状の被毛で、ほこりが絡まりやすいので丁寧にブラッシングしてあげましょう。

ワイヤーコート特有のプラッキングという手法もありますが、ワンちゃんの皮膚にもあまり良くはないので、ドッグショーに出すような予定が無ければやる必要はありません。

スリッカーブラシで全体を優しくブラッシングした後に、コームで毛流れを整えてあげましょう。

スムースコート

スムースコートのワンちゃんには、ラバーブラシと獣毛ブラシがおすすめです。柔らかいラバーブラシを使用することで、毛の短いワンちゃんでも皮膚への負担を減らすことが可能になります。

また、ブラッシングをする前に蒸しタオルで軽く体を拭いてあげると、血行も良くなりリラックスしながらブラッシングできますよ!

ラバーブラシでブラッシングした後は、仕上げに獣毛ブラシで全体を整えてあげましょう。

ロングコート

ロングコートのワンちゃんには、ピンブラシとコームがおすすめです。また、場合によっては、スリッカーブラシを使うこともあります。

ロングコートのように毛が長い場合、毛が絡まりやすく毛玉も出来やすいです。そのため、まずはピンブラシで絡まりをほぐすことが大切になってきます。

ピンブラシで全体の絡まりをほぐしたら、コームで仕上げていくのですが、もし抜け毛が気になるときは、スリッカーブラシを使って取り除いてあげましょう。

まとめ:愛犬に合ったブラシで快適なケアを

この記事では、犬用ブラシの種類とそれぞれの役割、愛犬に合ったブラシの選び方を紹介してきました。

ブラッシングの時間は、愛犬とのコミュニケーションとしても大切な時間です。ぜひ愛犬にぴったりのブラシを使って、お互いにストレスのない有意義な時間を過ごしてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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